9月も後半に近づき、だいぶ暑さも和らいできてはいますが、日中は気温も高く、ビニールハウスの中はかなり高温多湿ですので、まだまだ熱中症への注意が必要です。汗が止まらず、目にも汗が入ってくるので、なかなか効率が悪いです。
無理をして大事に至っては元も子もないので、あまり長時間にならないようにこまめに休憩するようにしています。
さて、最初の写真は、数日前に剪定したグァバの枝葉です。晴天の日が続いているせいか、すっかり乾燥している感じです。剪定したらその場で処理するのが一番良いのですが、時間が取れずに数日放っておく時もあり、今日はそのような枯葉の処理をしました。
今日のブログは、そういった話題です。
剪定したばかりだと、この下の写真のように葉も枝もまだ青々としています。
両者の違いは、
剪定したばかりの枝葉は、枝と葉がくっついているので拾ってビニール袋に入れるのが断然楽です。(私たちの農園では要らない枝葉や実は一旦ビニール袋に入れてから後で廃棄か焼却処分にしています。)
ただ、乾燥していない分だけ重量はあるので、袋に入れたときに同じ量でも枯れたものよりは断然重いです。
剪定して時間が経った枝葉は、良いところは軽くて運びやすい点です。悪い点は、葉っぱがポロポロ枝から外れて落ちるので結局箒で集めてチリ拾いで集めて処理しなければならず、手間がかかります。なので、おすすめは、やっぱり、剪定したらすぐに枝葉を移動処理するのが良いと思います。
ところで、
グァバの乾燥した葉っぱって、何か使い道がないですかね。
インターネットで調べてみると、何ヶ所かの生産現場では、手摘みした葉を自然乾燥させたものをネット販売しているところがあるようです。利用方法は、数枚を沸騰したお湯に入れて煮出した後に冷ましてお茶として飲むといった感じでした。
エビデンス(科学的根拠)がないと、確実なことなどはなかなか言えないと思いますが、一般的に、ポリフェノールが多く含まれているので健康にも良いなどと謳っているものが見受けられますね。
いずれにしても、私たちの農園では専門にグァバ葉を販売するといったようなことはしていませんが、片付けをしながら乾燥した葉を見ていると、なんだかすごく良いものに思えるから不思議でした。
このビニールハウスの中は、去年(2022年)の暮れに地面に防草シートを敷き詰めて雑草を生やさないように管理しています。おかげで、定期的にビーバーで草刈りをする煩雑さからは解放されてとても助かっています
それでも、グァバの根元やいろいろな隙間から、これでもかと言わんばかりに雑草が繁茂してきます。対策としては、見かけたらこまめに引き抜いて処理するようにしています。
よその地域ではわかりませんが、沖縄、そして石垣島の雑草たちは、本当にたくましいです。
今日も、数個のグァバが食害にあっていました。写真の実は、昨日まできちんと木に生えていましたが、今日見てみたら地面に転がっていました。ご覧の通りかじられた跡があります。おそらくネズミの仕業でしょう。
カラスやクジャクなどの大きな生き物はさすがに入ってきませんが、ネズミはちょっとした隙間からでも容易に侵入してくるので困りものです。